年末ギリギリにファンヒーター修理を3台ご依頼いただきました。
年末で冬真っただ中、長くお預かりするわけにいかないので年内に修理を終わらせて納品しました。
3台とも買い替えを検討されていたらしく、
新品当時に限りなく近い性能を取り戻し、「部屋がすぐに温まるようになった」と喜んでいただきました。
メーカーはダイニチ2台にコロナ1台。
写真はダイニチの修理報告です。。


まずは分解。

灯油フィルターにゴミが蓄積。タンク内は桜島の灰?や砂が沈んでいます。燃料経路の掃除をします。

分解してバーナーの確認。灯油を入れ替えるも右側の火力が弱い。
この状態では部屋が温まるまでにかなりの時間が掛かってしまい、
せっかくの暖房機能が半分程度しか活かすことが出来ません。
さらに不完全燃焼で運転を続けると一酸化炭素を多く排出する可能性もあり、
危険もはらみます。
というわけでバーナー部分を新品に交換します。

バーナー交換しました。
交換せずに洗浄で済まされる方もおりますが
見えない部分のタールなどの汚れを完全に落としきるのは難しいのです。
目視できない小さな汚れの付着でも燃料の流れを邪魔して
本来の性能を発揮できません。
少しでも落とせない汚れが残ってしまうと
直ぐにその周りに汚れが堆積していき
修理の頻度が上がります。
車やバイクのキャブレターのオーバーホール作業でも
ジェット類を新品に交換するのはそのためです。
火力よし。
バーナー全体から満遍なく青い炎が上がっています。
さらに本来の性能を発揮できるようファン周りを中心に全体を徹底清掃した後、組み立てて完了!
ファンヒーターの修理承ります。
性能面、見た目共に新品に近い状態を目指して整備いたします。
買い替えを検討の前に、お気軽にお問い合わせください。
仕事ご依頼フォームよりご連絡できます。