TVアンテナ端子の無い部屋に、端子新設のご依頼をいただきました。
まず屋根裏に上ると、目の前に地デジアンテナがありました!
これは直ぐに終わる予感しかしない(^^♪
屋根裏に上って、お客様の手を借りてケーブルを引っ張り上げて壁の中を通しました。
次に一番下の写真のようにアンテナに接続してあった端子を分配器に持っていき、
アンテナと分配器を繋いで、新設のケーブルも分配器に繋いで屋根裏作業は完了!
端子はコンセントの上部に取り付けて、新設したお部屋のTVがきちんと移ることを確認して帰りました!(^^)!
ところが、、
事務所に戻るなりお客様から電話‼
「4チャンネルの映りが悪くなった」とのこと!
それはいかんとお客様のもとへ急行。
端子の接続が悪いのか?
一本増やしたことでブースターが必要になったのか?
ケーブルは5Cだから大丈夫なはず…原因について考えながら車を走らせました。
到着して確認です。
新設した部屋は綺麗に映るのに、元々綺麗に映っていたはずのリビングのTVの映りが悪い。
TVの設定から電波受信レベルを確認。全体的に低い!
60以上ないといけないのに45しかない。
アンテナから端子を外す時か取り付ける時にアンテナを動かしてしまったのでは?と
レベルを確認しながらアンテナを少しづつ動かしてレベルの高い向きを探します。
どこに向けても、何度やってもレベルが上がらない。
何をしてしまったのか?と悩みながらも思い当たる原因をつぶしていく。。。
ケーブル端子の接栓を、全てやり直してみたが結果は変わらず。
それならばと分配器を通さずに、ケーブルを元々接続されていたアンテナに戻してみると、、
映った!!
受信電波も60超えた。
これはもしかしてと屋根裏に戻り、アンテナケーブルを辿って奥の方まで行ってみると、あった!
ブースターがあった!
アンテナが近すぎて遠くに目を向けなかったのですね。あなた。
何故に最初で確認しなかったのかと自責の念に駆られながら、取り付けた分配器を外して、
ブースター横まで持っていき、ケーブルを分配しなおしました!
今度は全チャンネルの受信レベルに問題がないことを確認して無事に引き渡しができました。
今回は、工事前後の確認を怠ってしまい、お客様にご迷惑をかけしてしまいました( ;∀;)
次回からはこの経験が活かされるので安心してご依頼ください。
今回勉強したこと
①屋根裏アンテナ、複数分配にはブースターあるかも
②確認は大事
③思い込みは良くない
